新たなコミュニケーション課題 | ひめさゆり訪問マッサージ

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  • ブログ2021.07.03

    施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただき、ありがとうございます。

    寝たきりの生活で全介助の患者さんが、ここ数ヶ月、精神面も低下している状態が続いていて、2週間ほど前に娘さんから「朝食も食べず体調が思わしくないので、今日は様子を見てお休みします。」という連絡が入りました。最近の経過も気になっていましたが、そのようなことが初めてだったのでとても心配でした。

    しかし、体調がイマイチという状態ではありましたが、その次からは通常通り訪問が出来るようになり、少しホッとしています。

    昨日、いつものように訪問させていただき、一連の施術が終わった時のことです。
    患者さんから「治っかい?(治るかい?)」と聞かれました。無料体験時の患者さんの願望が「歩きたい」という願望でしたが、既に寝た切りの状態だったので、現状ではかなり難しいのが正直なところです。

    私はうまく答えられなかったのですが、達ちゃんが「今の状態を悪化させずに、現状を維持していく、ということには興味がありますか?」と患者さんに確認してくれました。すると患者さんは「はい、あります。」と答えました。

    このような場合のコミュニケーションの取り方は難しいなと思いました。でも今回は達ちゃんに助けてもらい、有り難かったです。そして、患者さんがこのような意思表示をすることは半年以上なかったので、患者さんが無気力じゃなかったことが確認出来たのが嬉しかったです。また新たな学びの課題を頂けた体験でした。そして、達ちゃんというパワーパートナー(真の協力者)の支えに感謝します。

    今後のためにも、このようなケースのコミュニケーションの取り方も院長に学びを乞い、バディーとして達ちゃんと一緒に学んでいき、お互い高め合っていきたいと改めて感じました。

    いつも大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。

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