ゼロコロナ路線からの脱却を | ひめさゆり訪問マッサージ

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  • ブログ2021.11.09

    施術部の伊藤です。いつもスタッフブログをお読みいただきありがとうございます。

    今朝届いた致知出版社の人間力メルマガで、なかなか終息の見通しが立たないコロナに関連した記事が届き、これは大切なことだなと思ったので、分量は多いのですが共有したいと思います。

    以下、メルマガ記事の内容です。
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    新型コロナウイルスは日本では終息傾向にありますが、一方で、第6波の襲来を予測する声もあります。コロナがもたらした様々な問題の解決策はどこにあるのでしょうか。『致知』11月号「意見・判断」で紹介した、医師・厚生労働省元医系技官の木村盛世さんのお話の一部を掲載します。

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    (木村)

    政府の新型コロナウイルス対策が迷走しています。その迷走の要因を端的に示しているのが、新型コロナウイルスを死の病と捉え、その完全な封じ込めを図る「ゼロコロナ」という考え方です。人間とウイルスが共存して生きる「ウィズコロナ」という当初の政府の方針は、医師会の意向を色濃く反映した「ゼロコロナ」路線にいつしか切り替わってしまいました。

    しかし、結論から言えば、研究が進むにつれ、新型コロナウイルスはSARSやMERSのような非常に致死率の高い感染症ではなく、むしろ従来型の風邪コロナウイルスに近いもの、つまり新しいタイプの風邪コロナウイルスであることが分かってきました。

    誰もが風邪をひくように、風邪コロナウイルスの流行は人間の力では防ぎようがないことであり、感染症はピークを迎えて初めて終息に向かいます。そういう原則があるにも拘らず、風邪ウイルスをゼロに抑えようという新型コロナウイルス感染症対策分科会の主張それ自体がそもそも無謀であり、無理難題という他ありません。

    気になるのは、新型コロナウイルスがいつ終息するのかということですが、これは正直分かりません。一つだけ言えるのは、感染症は逃げれば逃げるほど追いかけてくるということです。その意味で私は終息がいつになるかを考えるよりも、ウィズコロナを前提に医療キャパシティが耐えられるかどうか、きちんとした重症者の対応ができるかを軸に対策を考えるべきだと思います。日々の陽性者数、感染者数に目を奪われるのではなく、医療現場がどれだけ逼迫しているかを指標としなくてはいけないのはそのためです。

    「ゼロコロナ」の路線は、私たちの思考や価値観にも大きな変化をもたらしました。そして、それは様々な負のスパイラルを生み出しています。世の中には新型コロナで亡くなる80代、90代の人がいます。一方でゼロコロナ路線による経営悪化、失業などで自らの命を絶つ働き盛りの人たちも増え続けています。

    少なくとも、コロナ禍以前の社会であれば、感染症で亡くなる高齢者よりも、社会不安による自殺のほうが問題視されてきました。ところが、いまは例えば既往症のある90代の感染者を、人工呼吸器を使って無理矢理延命させるほどコロナ死を受け入れることが恐ろしくなっているのです。社会全体がヒステリックに陥っているとしか言えません。

    「ゼロコロナ」という心理、社会的な病を抑えることが、日本を正常化させる第一歩です。いまこそ一人ひとりに冷静な判断が求められています。

    ※この内容は10月1日発行時点での情報です。
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    以上が記事の内容になります。皆さんはどのように感じましたでしょうか。
    私はこの記事を読んだ時、「ゼロコロナ」と「ウィズコロナ」の考え方は、人間関係にも通じると思いました。
    特に「ゼロコロナ」の考え方は、人間関係で言うと、自分にとって嫌な人、気に入らない人、心身が不自由な人を排除しようとするいじめや差別に通じるなと思いました。
    「ウィズコロナ」の考え方は、人間関係で言うと、十人十色、色んな人がいる中で、それぞれの得手不得手を理解し、それぞれの存在価値を認め、問題が起きた時に、「どうすれば快く解決できるか?」を、それぞれが助け合って共存し合うことなのかなと思いました。

    ひめさゆり訪問マッサージでは、新型コロナ感染対策はもちろん、厳重に行なっています。

    そして、良好な人間関係を含め、三方良しを目指し、企業理念の「慈愛の追求」にも日々取り組んでいます。
    一日も早く社会的な病が浄化されることと、一日も早い新型コロナの終息を祈り、ひめさゆり訪問マッサージでは、これからも患者さんとご家族さんの幸せ笑顔が増えますよう、慈愛の追求をしていきます。

    大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。

     

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