院長先生！？ | ひめさゆり訪問マッサージ

新年あけましておめでとうございます。

先日から施術が始まったKさんですが、昨年末に問診と体験施術をしていただきました。その時は他の施術者が入ったのですが、訳あって今年から僕が担当することになりました。僕とは勿論初対面だったこともあり、体験に入った鴫原を中心に話をしている印象があり、その日の施術は終了しました。

その次の施術の時です。家にお邪魔するなりKさんが、「先日は大変失礼しました」というのです。「何かありましたか？」と尋ねると、「いやぁ、あの後先生から頂いた名刺を見てみたのですが、なんと院長先生だったことに気づいて、ビックリしてしまったのです。」と、笑いながら言うのです。「いえいえ、いつも他の患者さんを担当しているので、そうかしこまらなくても大丈夫ですよ。」と伝えると、少し安堵したような表情を浮かべ、「先生、これからどうぞよろしくお願いします。」と丁寧にお辞儀をされていました。

前回、僕とは初対面だったのですから、いったい誰が来るのだろうかという気持ちにもなりますから、様子を伺うようにするのは当然のことです。

それからKさんは、色んなことを話してくださり、とても明るくて素敵な方だなと、逆にこちらの方が元気を頂いた気持ちになりました。帰り際、「今日は私と沢山話したから喉が渇いたでしょ？どうぞこちらをお持ちください。」と、みかんを２つ手渡してくれました。素敵な表現の仕方だなと、何だか関心してしまいました。

こうして一つひとつの縁を紡いでいける喜びを感じられることが、本当に幸せなことだなと感じています。一回一回の施術、一瞬一瞬のご縁を大切にしながら、これからも患者さんに慈愛を与え続けていこうと思いました。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。