訪問マッサージ | ひめさゆり訪問マッサージ

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「訪問マッサージ」
  • ブログ2021.04.01

    いつもひめさゆり訪問マッサージのホームページをご覧いただきありがとうございます。

    先日お伺いしたお宅で、ここしばらく肘の痛みがあって辛いという訴えがある利用者さんがおり、状態を確認すると確かに肘関節周囲を押すと痛みがありました。いつ頃から痛みが出て、その付近で肘に負担が掛かること、例えば重たい扉の開け閉めや、思い荷物を持ったとかしていないかを確認すると、居間から台所に通じるふすまの動きが悪く、毎回重たくて無理な態勢で開け閉めをしていたことが分かりました。

    ここで、もちろん痛みのある部分の施術もしたのですが、原因となっているふすまの滑りを良くすることが大切だと思い、まず立ててくれた建築屋さんに聞いてみることをオススメしました。早速来てもらいふすまを直すことで話しをしたようですが、先日の地震の影響でいつ工事に来れるか分からないと言われたそうで、その方は途方に暮れていました。

    そこで、次の施術の時に潤滑剤を用意して「今日はふすまの動きを軽くするよ」と伝えました。「いやいや鈴木さん、もう50年も建っている家だし、そんなもので動くようにならないよ」と半信半疑な様子の利用者さん。「まぁ、見ていてください」と潤滑剤をシュッシュと吹きかけ、ふすまの開け閉めを繰り返しまたシュッシュ。それを数回繰り返すと、どうでしょう・・・、ふすまは軽ーく動くようになり、小さな力でもスムーズに開け閉めができるようになりました。実際に利用者さんにもやってもらうと、「あらぁ、軽ーい!全然力を入れなくても簡単に開くようになったわ。うわぁ、嬉しい!全然肘も痛くないわよ。本当にありがとう。」と、心から喜んでくださいました。そして、他の部屋も開けづらいところあるから、そこも見てほしいということで、家じゅうの扉に同じくシュッシュ。どれもスムーズになり、「これならば取り替えなくて済みそう。お金が浮いたわ」と、まるで少女のように無邪気に笑う利用者さん。その姿を見て本当に嬉しくなりました。僕は痛みの原因を取り除くお手伝いをしたにすぎませんが、こんなにも喜んでもらえたことで、誰かの役に立つってこんなにも清々しい気持ちになれるのだなと、改めて尽くすことの大切さ、価値に気づくことができました。

    これからも、この仕事をとおして、縁ある方々のお役に立てるよう努めてまいります。一人でも多くの方々の幸せに貢献できる自分づくりをしていきたいと思います。

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  • ブログ2021.03.31

    施術部の伊藤です。
    今週月曜日に、担当しているMさんのマッサージに伺った時の出来事です。

    いつも最初に挨拶をするのですが、その時にMさんが「こんにちは。久し振りだね。」と言ったので、一緒にいた娘さんと私と達ちゃんは思わず笑みを浮かべてしまいました。というのも、Mさんとは3日前にお会いしたばかりだったからです。(笑)
    Mさんは、いつも訪問マッサージの日をとても楽しみにしてくださっていて、最初の挨拶の時に「待ってました」と言ってくださったり、帰る時も「今度はいつ来るの?待ってるから」と、毎回のように必ず言ってくださいます。こんなに楽しみに待っていてくださることは、私たちも有り難く本当に嬉しいです。

    Mさんは要介護5で機能訓練も取り入れているのですが、Mさんの希望を叶えるためにどういう工夫をしたらいいかということも、日々思考錯誤をしがら施術をさせていただいています。ですから、Mさんが訪問マッサージを楽しみにしてくださっていることは、私たちもモチベーションが上がります。本当に有り難いです。

    これからも、Mさんのように待っていてくださる患者さんのためにも、その希望をいかに叶えるか、叶った幸せな姿をイメージしながら自己鍛錬していきます。

    大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。

     

     

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  • ブログ2021.03.30

    ドライバー部門の田村です。

    昨日お伺いした患者様のMさんからの貴重なアドバイスを頂きました。私の兄と同じ年で、いつも笑顔で温かく迎えて下さって心から感謝の気持ちで一杯です。今回は人生で大切なものの考え方、いつまでも元気な方とそうでない方の違いはどこにあるのかを教えて頂きました。それは目的を持つことの大切さです。目的を持たず過ごしていると、知らず知らずの間に身体が衰えてしまうという事でした。「体の運動やストレッチをするにも、目的を持って行うことがとても大切で長続きするコツだね」と教えてくださいました。

    継続して行えば、いつまでも健康を維持できると話されておりました。「でもね、無理は禁物!徐々にゆっくりとね。」と丁寧に教え頂き本当にありがたかったです。これからは、私も人生の大先輩の真似をして、体の健康つくりを実践します。

    最後までお読み下さり、ありがとうございました。(^-^)

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  • ブログ2021.03.29

    皆さんこんにちは。
    ひめさゆり訪問マッサージ鴫原です。

    本日は一年の成果、その②を記していきます。

    ■選択するルートが増え、効果的な道を選べるようになった!

    初めは、地元とはいえ、知らない道が多くどこに繋がっているかわかりませんでした。普段の私だったら絶対に通らない場所ばかりでした。
    私はなるべく大きい道やわかりやすい道ばかり通っていました。
    ただ、それらの道は信号が多く待つ事が多かったり、渋滞にはまってしまったり、遠回りになっていたりしました。

    しかし、一度この道はここに繋がってるのか!近い!早い!と分かると、アハ体験みたく脳が喜んでいます。
    実際、めちゃくちゃ感動した道もあり、勝手に「感動ロード」と名付けてしまったくらいです(笑)

    ひめさゆりのルート選びの基準は、
    直線距離で近い道、あみだ状で行ける道、信号が少ない道などです。
    入社当初は助手席に乗り、どんなルートがあるのか、効果的な道の選び方はどういったものかを学ばせていただきました。

    最短距離はどこか?信号が少ない場所は?
    渋滞時や信号につかまりそうな時は迂回するなど、瞬時の判断や頭の回転が必要だと気付きました。

    院長はじめ、ひめさゆりのプロドライバーに学び、沢山の道を知る事ができました。

    しかし、まだまだです。

    走っていて効果的な道を瞬時に選ぶ、「道を読む」ということが今後の課題です。
    「道を読む」とは、その道のクセ(信号の変わるタイミング・秒数、時間帯による交通状況など)も踏まえて、ルートを選び走行することです。

    地図アプリを見てイメージしたり、休日や時間のある時に実際走ってみてどんな感じなのかを確かめたりしてはいましたが、もっと工夫が必要かもしれません。

    「施術以外は全てお任せ。」そう言われるくらいのドライバーを目指して、またこれからも精進していきます。

    最後まで読んでいただきありがとうございました。

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  • ブログ2021.03.27

    施術部の伊藤です。
    3月24日の午前中、Tさんの施術を無事終えて、午後になってTさんからひめさゆりに電話がありました。

    Tさんの話によると、施術が終わり近所に杖をついて出掛けたそうです。どうやら道路を渡る時に転倒してしまい、左足が痛くて地面に付けないということでした。Tさんは、要支援1で歩行が困難な状態で、施術を始めて間もなく4ヶ月になるのですが、経過が良く立ち上がりや歩行時の痛みも軽減していて、「お陰様で大分楽になりました。」、「最近は調子がいいです。」と、毎回のように喜んでくだささり私たちもその経過を見ていたので、今回の電話の話にとても驚きました。
    病院に行ったかどうか確認すると行っていないとのことで、明日(25日)にひめさゆりさんに来て診て欲しいという依頼でした。独居ということもあり、不安と心細さもあるだろうと思い、院長に相談をして空き時間に調整をして、Tさんのお宅に行きました。

    Tさん宅にお伺いすると、四つん這いの移動がやっとでの状態。体の加減をお聞きすると「左足が痛くてつけないんです。でも三日もすれば良くなるでしょう。」と話されていました。患部を触察すると熱感と腫脹が見られ、動いた時も痛みの訴えがあるため、炎症が起きていることが明らかに確認出来ました。前日に連絡を受けて、状況を聞いた時点で骨折の懸念があったのですが、今回痛み状態と炎症が確認されたことで、骨折の疑いが益々強くなったのでその状況を説明しました。診断は私たちではなく、お医者さんにしか出来ないこと、状態が分からないまま施術をした場合、悪化させてしまう可能性もあること、これ以上Tさんの体の状態を悪くしたくないことをお伝えし、病院で診察を受けることをお勧めしました。

    Tさんは過去に病院を受診した時の苦い経験から、最初に私たちが話をしても渋い顔ををしていましたが、こちらの思いが伝わり病院に行くことを決めてくださいました。ご自身で家族やお友達、ケアマネさんに電話を掛け、ケアマネさんが対応してくださることになりました。ケアマネさんへTさんの状態を報告をし、無事に病院へ行けるようになりました。ケアマネさんにごあいさつをし、私たちは次の患者さんの元へ向かいました。

    その後の結果は、やはり骨折の診断が出たということでした。私はTさんのことが気になり電話をしました。Tさんは「温かくなったら、もっと良くなると思って楽しみにしていたのにそれだけが悔しいです。」と話していました。私もTさんの思いはずっと聞いていたので本当に悔しいです。

    今回の件で、Tさんの病院に対しての不安な思いがあるのは、診察の時の苦い経験があるからだと思いました。これは医療従事者として、私たちにも大切な教訓を頂けた有り難い学びになりました。

    院長が常に言っていますが、改めて社訓にある「誠実、真心、思いやりの心を追究し」という実践を、自然に、当たり前に出来るようにしていこうと思いました。そして、信頼感を持ってもらえるように、日頃から、正しい説明が出来るための事前対応として、専門知識の復習など日頃の能力開発や、パワーパートナー(真の協力者)の力を借りることを惜しまず、これからもコツコツ努力を継続していきます。

    とにかく今は、一日も早くTさんの骨折が良くなることを願います。

    大切な時間を使い、最後まで読んでくださる皆さん、いつも本当にありがとうございます。

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